飽きのこない風味と繊細な後味が楽しめる、純米大吟醸酒“松島の吟風(かぜ)”。
その名の通り、松島を吹き抜ける風のようなさわやかさと、料理と調和するまろやかな味わいが楽しめる。
特に、白身魚との相性は抜群だ。そんな味わいの原料となるのが、地元生産組合が有機農法で育てた松島産酒米の“吟の精”。
原料、酒造りともに松島印の地酒だ。流れるような筆使いが印象的なパッケージも洗練されており、ギフトにも最適の一品。
阿部勘酒造店
宮城県塩竈市西町に所在し、1716年に創業されました。代表銘柄は「阿部勘 Abekan」であり、地元のパワースポットである塩竈神社と縁が深く、その御神酒御用酒屋として伊達藩に命じられ、酒造りを始めました。
商店を営んでいた歴史を持ち、2016年には300年の節目を迎えた歴史ある酒蔵です。
阿部勘酒造店は、ただ食事に合う酒ではなく、食事を引き立たせる酒を目指しています。そのため、酒質は米の旨味がありながら後味が良い特徴を持っています。時代の変遷に伴い、お酒の味わいも変化してきました。
2012年からは「阿部勘」という銘柄に一本化し、県内産米を90%使用しています(県外産米は大吟醸の山田錦のみ)。地元宮城の「蔵の華」「ヒトメボレ」「ササニシキ」「マナムスメ」「亀の尾」「ひより」といった米を使用し、個性豊かなお酒を生み出しています。
阿部勘のお酒は、常に控えめであるが、その旨さは主役級。「最高の名脇役」と称されることがあります。蔵人晩酌酒の本醸造や純米酒は、飲食店にも信頼されています。
特に、幻の米と言われる酒米「亀の尾」の酒は非常に逸品で、一つ一つのお酒が輝いています。香りはふわっと広がり、味わいはシャープ。