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梨(宮城県)

(なし みやぎけん)

もぎたてが味わえる直売所が並ぶ利府街道は、秋の風物詩

秋の味覚の代表のひとつ“なし”。利府町では赤なしの代表品種である「長十郎」や「あきづき」のなどを中心に“利府梨”として栽培・生産している。

歴史も古く、1884年に20アールの水田を畑に変え150本の梨の木を植えたのが始まり。

今では梨を使ったワインや洋菓子なども誕生し、特産品として人気も上々。なしの収穫時期ともなると、町内では「梨祭り」が開催され、種飛ばし大会なども行われて賑わいを見せる。また、直売所が軒を連ねる利府街道の風景は、秋の風物詩ともなっている。 

旬     9月 10月

利府町の梨の栽培は有名で、「利府梨」として知られる品種が特に代表的です。

利府の特産とされる梨には、「長十郎」がありますが、「幸水」「豊水」「二十世紀」「あきづき」「新高」「早生赤」など様々な品種が栽培されています。

・幸水は今や長十郎に匹敵するほど有名です。柔らかい果肉と多くの水分が特徴で、強い甘みがあります。シーズンは9月上旬から。

・豊水は形は悪いが美味しい梨です。日持ちがよく、果肉が柔らかで水分が多いのが特徴です。適度な酸味もあり、日持ちすることも注目されます。シーズンは幸水と入れ替わる9月中旬から。

・長十郎は利府梨の代表的な品種です。現在は幸水から早生梨に切り替える農家も増えてきましたが、長十郎ファンにはたまらない味と人気があります。甘く水分が多く、固めの果肉が特徴です。シーズンは9月下旬から。

・あきづきは新しい品種で、新高と豊水に幸水を掛け合わせて作られました。糖度が高く、水分も豊富です。これからの利府梨の主力として期待される品種です。

・新高はジャンボ梨とも言われるほど大きな梨です。まだ作付け面積は少ないものの、あきづき同様に期待される品種です。甘みが強いのに意外と日持ちするようです。

利府町 観光協会 観光梨園

甘くてみずみずしい利府梨のもぎ取り体験と梨の直売も行っています。

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梨(宮城県)
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