鳴子温泉郷エリア
鳴子温泉(なるこおんせん)
鳴子温泉は、宮城県大崎市に位置し、日本にある11種の泉質のうち9種が揃う全国でも稀な温泉地です。湯の花が舞う硫黄泉から無色透明な炭酸水素塩泉まで、多様な泉質が楽しめます。
源泉数は370本以上あり、温泉街には共同浴場や歴史ある旅館が立ち並びます。
おすすめの立ち寄り湯:
- 滝の湯 - 明治時代創業、鳴子の顔ともいえる共同浴場
- 早稲田桟敷湯 - 早稲田大学の学生が設計したモダンな浴場
鳴子峡(なるこきょう)
紅葉の名所として全国的に有名な鳴子峡は、高さ約100mのV字型渓谷で、秋になると紅葉と峡谷美が見事に調和します。
展望台からは大深沢橋や峡谷の岩肌が見渡せ、写真愛好家にも人気のスポットです。
潟沼(かたぬま)
世界でも珍しい強酸性のカルデラ湖で、エメラルドグリーンの湖面が印象的です。ボート遊びも可能で、周囲の自然に癒される空間です。
鳴子こけしの里
鳴子は伝統こけし発祥の地としても知られており、絵付け体験や工人による制作実演も楽しめます。
見学可能な施設:
- 日本こけし館
- 鳴子温泉郷観光交流センター なるこっと
中山平温泉・東鳴子温泉など
鳴子温泉郷は、鳴子・川渡・東鳴子・中山平・鬼首の五つの温泉地から構成されています。それぞれ異なる泉質と雰囲気を持っているため、湯めぐり旅にも最適です。
鬼首(おにこうべ)温泉と間欠泉
噴き出す間欠泉(かんけつせん)は圧巻。自然の迫力を感じられる観光地です。また夏はキャンプや避暑地としても人気があります。
---栗駒山・栗原市エリア
栗駒山(くりこまやま)
標高1,626mの栗駒山は、秋の紅葉の絨毯で名高く、「神の絨毯」とも呼ばれるほどの絶景を誇ります。宮城・岩手・秋田の三県にまたがる名山で、登山初心者にも優しいコースが整備されています。
代表的な登山ルート:
- いわかがみ平コース(約90分)
- 須川温泉コース(岩手側・湯煙立ちの登山道)
栗駒山麓ジオパーク
火山と大地の動きによって形成された地形や自然を学べるエリアで、地質・歴史ファンにも人気です。
花山湖と花山ダム
自然と人造の景観が見事に融合した場所で、ドライブや散策に適した静かなスポットです。
耕英(こうえい)高原エリア
農業体験や自然散策ができる、栗駒山のふもとの高原地帯。春には高山植物、夏は避暑、秋は紅葉と、季節ごとの楽しみが豊富です。