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気仙沼・石巻

気仙沼、石巻の観光におすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

気仙沼 石巻 観光ガイド

気仙沼・石巻の観光・旅行 Info

気仙沼エリアの観光スポット

気仙沼海の市・シャークミュージアム

気仙沼海の市は、気仙沼港に隣接した観光施設で、新鮮な海の幸の販売、食事処、お土産店が集まっています。
中でもシャークミュージアム(リアス・シャークミュージアム)では、気仙沼が誇るサメ文化について学ぶことができ、世界のサメ標本や解説展示は子どもから大人まで楽しめます。

安波山(あんばさん)展望台

気仙沼市街地の背後にそびえる安波山は、標高239メートルの小高い山で、展望台からは気仙沼湾や太平洋、唐桑半島を一望できます。
気軽に登れるハイキングコースが整備されており、夕日や夜景も美しく、カップルにも人気のスポットです。

気仙沼大島(気仙沼大橋)

2019年に開通した気仙沼大橋により本土と陸続きになった気仙沼大島は、「緑の真珠」と称されるほど自然が豊か。
亀山からの絶景、小田の浜海水浴場龍舞崎などの景勝地があり、海と森の癒しスポットとして親しまれています。

震災遺構・伝承館

東日本大震災の記憶を伝える施設である気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館では、実際に津波の被害を受けた校舎を保存・公開し、震災の教訓や復興の歩みを伝えています。
深い学びと静かな感動を得られる場所です。

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石巻エリアの観光スポット

石ノ森萬画館

仮面ライダーやサイボーグ009などで知られる漫画家・石ノ森章太郎氏の世界を紹介する博物館です。
館内では原画展示、映像コーナー、体験型のアトラクションなどがあり、子どもから大人まで楽しめる施設となっています。
建物の外観もユニークで、石巻の象徴的な存在です。

牡鹿半島・金華山

石巻市南部に位置する牡鹿半島は、入り組んだリアス式海岸と自然の美しさが魅力です。
その先端から船で渡る金華山は、黄金山神社が鎮座する霊山として有名で、野生のシカやサルに出会えることもあります。
三年連続でお参りすれば一生お金に困らないという言い伝えがあるパワースポットでもあります。

石巻南浜津波復興祈念公園

石巻市街地の沿岸部に整備された復興祈念公園は、東日本大震災の被害を記録し、祈りの場として整備された施設です。
園内には慰霊碑や震災メモリアル、見晴らし台があり、穏やかな空気の中で震災の記憶と向き合う時間が過ごせます。

旧北上川沿いのまち歩き

石巻市街を流れる旧北上川沿いには、レトロな商店街やカフェ、古民家を利用したショップが点在しており、のんびりとした散策が楽しめます
川にかかる中瀬の島には、石ノ森萬画館や河川敷公園も整備され、市民の憩いの場として人気です。

気仙沼・石巻のグルメガイド

気仙沼・石巻の名産品とローカルフード

気仙沼の名物

フカヒレ

気仙沼は日本でも有数のフカヒレの産地です。高級中華料理の素材として知られるフカヒレは、気仙沼の鮫漁が支えており、地元では煮込みやスープ、ラーメンなど多彩な料理で楽しめます。

サンマ・カツオの刺身

気仙沼港は全国でも有数のカツオ・サンマの水揚げ量を誇ります。新鮮な魚を使用した刺身や炙り丼、なめろうなど、漁師町ならではの豪快で美味しい魚介料理が堪能できます。

モウカの星

モウカの星」とは、モウカザメの心臓をスライスした珍味で、ショウガ醤油で食べるのが地元流。食感と旨味が絶妙で、居酒屋の名物メニューとして人気です。

石巻の名物

石巻焼きそば

茶色く太い蒸し焼きそばに特徴がある「石巻焼きそば」は、戦後から続くソウルフード。出汁で蒸し焼きにしたモチモチの麺が特徴で、目玉焼きをトッピングした「目玉焼き乗せ」が定番です。

牡蠣・ホヤ料理

石巻沿岸部や牡鹿半島周辺では、牡蠣やホヤの養殖が盛んです。焼き牡蠣やカキフライ、ホヤ刺し、ホヤの塩辛など、地元の海の幸をダイレクトに味わえます。

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気仙沼・石巻の人気レストラン

気仙沼エリアのおすすめ店

海の市「いちば寿司」

気仙沼海の市内にある人気の寿司店。地元で水揚げされた鮮魚を使った握りが手頃な価格で味わえ、観光客に大人気です。

気仙沼プラザホテル レストラン「海舟」

気仙沼湾を眺めながら食事ができるホテル内レストラン。フカヒレの姿煮定食や刺身御膳など、高級食材を使った料理をゆっくり楽しめます。

石巻エリアのおすすめ店

藤や食堂(石巻焼きそばの名店)

石巻焼きそばの老舗として地元の人に親しまれる食堂。昔ながらの雰囲気の中で、出汁が効いた本場の焼きそばを味わえます。

斎太郎食堂(石巻魚市場)

石巻漁港の朝市に隣接する食堂で、海鮮丼や定食が人気。ボリューム満点で、朝から地元の魚を堪能したい方におすすめです。

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気仙沼・石巻のお土産

気仙沼のお土産

フカヒレ関連商品

フカヒレスープ、フカヒレ姿煮レトルト、フカヒレラーメンなど、手軽に持ち帰れる商品が豊富に揃っています。

気仙沼ほていの缶詰シリーズ

気仙沼の老舗水産会社が作る魚介缶詰は、味と保存性に優れた逸品。全国でもファンが多く、贈答用にも最適です。

石巻のお土産

石巻焼きそばセット

石巻焼きそば用の麺とソースのセットは、自宅で石巻の味を再現できる人気のお土産。お好みで目玉焼きを乗せて楽しめます。

笹かまぼこ(白謙かまぼこ店など)

宮城県名物として知られる笹かまぼこは、石巻の老舗店でも人気。お土産用に包装されたものや、チーズ入り・枝豆入りなどのバリエーションも豊富です。

気仙沼・石巻の季節の祭り・イベント

気仙沼市の主な祭り

気仙沼みなとまつり

開催時期:毎年8月上旬

気仙沼みなとまつりは、気仙沼港を舞台に開催される夏の一大イベントです。地元の人々や観光客が一体となって楽しむこの祭りは、大漁祈願パレードや山車の運行海上打ち上げ花火、そして郷土芸能などが披露され、港町ならではの熱気に包まれます。

気仙沼サンマまつり

開催時期:9月上旬〜中旬(年により変動)

秋の訪れとともに開催されるサンマまつりは、気仙沼で水揚げされた新鮮なサンマを炭火焼きで無料提供する人気イベントです。焼きたてのサンマを求めて、毎年多くの来場者が列を作ります。

唐桑町 秋の海まつり

開催時期:10月中旬

気仙沼市唐桑町の漁港で開催されるこの祭りでは、ホタテやカキなどの海産物の販売や、船上体験などが行われ、地元の食と海の魅力を身近に感じられるイベントです。

石巻市の主な祭り

石巻川開き祭り

開催時期:毎年7月末〜8月初旬

北上川の治水と石巻港の繁栄に感謝して開催される伝統ある夏祭りで、約100年の歴史を誇ります。市街地を練り歩くパレード、よさこい踊り、大花火大会が人気で、石巻市内外から多くの観光客が訪れます。

石巻マンガロード・マンガフェス

開催時期:秋(9月〜10月頃)

漫画家石ノ森章太郎ゆかりの地である石巻では、仮面ライダーやサイボーグ009などをテーマにした「マンガフェス」が開催されます。コスプレイベントやスタンプラリーなど、子どもから大人まで楽しめる催しが満載です。

石巻かきまつり

開催時期:2月中旬

冬の味覚・牡蠣を堪能できるイベントで、牡蠣汁、焼き牡蠣、カキフライなど多彩な牡蠣料理が楽しめます。地元漁協や飲食店が協力し、石巻の冬を盛り上げる恒例行事です。

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特徴的な地域文化・イベント

被災地復興と結びついた祭り

気仙沼・石巻はいずれも東日本大震災の被災地として知られており、多くの祭りやイベントには復興・祈念の意味が込められています。例えば、川開き祭りでは震災犠牲者の追悼も行われ、地元の人々にとって大切な行事となっています。

港町ならではの「海と生きる」祭り

両市とも港町としての歴史と文化が色濃く、漁業や海産物にちなんだ祭りが多いのが特徴です。特に気仙沼では、漁師文化や港の活気が祭りを通して体感できます。

地元食材をテーマにしたグルメイベント

サンマ、カツオ、牡蠣、ホヤといった地元食材を使ったイベントが多く、旬の時期に訪れることで、その土地ならではの味覚を堪能できるのも大きな魅力です。

気仙沼・石巻の気温・天候

宮城県北東部に位置する気仙沼市と石巻市は、太平洋に面した沿岸地域であり、全体的に温暖湿潤気候に属しています。海洋の影響を受けやすく、夏は比較的涼しく、冬は降雪が少ないという特徴があります。

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春(3月〜5月)

気温の傾向

春の始まりは寒さが残りますが、3月中旬から徐々に暖かさを感じられるようになります。平均気温は、3月で5〜8℃、4月で10〜13℃、5月になると15〜18℃前後まで上がります。

気象の特徴

日中は過ごしやすい日が増えますが、朝晩は冷え込む日が多く、服装には注意が必要です。桜の見頃は例年4月上旬〜中旬で、市内の公園や河川敷が花見客でにぎわいます。

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梅雨(6月中旬〜7月中旬)

気温と湿度

梅雨の時期には気温が20〜25℃前後まで上昇し、湿度も高まります。雨の日が続くため、湿気対策やレインウェアの準備が大切です。

雨の特徴

気仙沼・石巻は梅雨入りが6月中旬頃で、降水量は比較的多いですが、九州や西日本に比べると穏やかな印象です。ただし、海沿いの地域では霧が出る日もあるため、車の運転には注意が必要です。

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夏(7月下旬〜9月上旬)

気温と体感

夏は最高気温が30℃を超える日もあるものの、海風の影響で都市部よりは過ごしやすいのが特徴です。平均気温は、7月下旬〜8月中旬で25〜28℃前後となります。

台風の影響

8月〜9月は台風シーズンとなり、年に数回は接近または上陸の恐れがあります。特に海沿いの施設や交通機関に影響が出る場合がありますので、事前の情報確認が重要です。

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秋(9月中旬〜11月)

気温の移り変わり

9月中旬から徐々に涼しくなり、10月は15℃前後、11月には10℃以下になる日も増えてきます。紅葉は10月下旬〜11月中旬に見頃を迎え、山間部や渓谷が彩られます。

気象の安定

秋は晴天の日が多く、観光に適した時期です。空気が澄んでおり、景色や星空観察にもおすすめのシーズンとなっています。

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冬(12月〜2月)

気温の特徴

気仙沼・石巻の冬は、東北地方としては比較的穏やかな気候です。平均気温は0〜5℃ほどで、積雪は少なく、日常の交通への影響も小さいと言えます。

風と体感温度

ただし、沿岸地域特有の風の強さがあり、体感温度は実際の気温より低く感じることがあります。防寒対策を万全にしておくと安心です。

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気象に関する特徴的な事柄

津波・台風の注意喚起

過去に東日本大震災で津波の被害を受けた地域であるため、現在も津波警報・避難情報の整備が進んでいます。沿岸部を訪れる際は、避難場所や非常時の連絡手段を確認しておくと安心です。

海霧や強風に注意

特に春から初夏、そして秋にかけて、海霧(うみぎり)や強い海風が発生することがあります。視界不良による交通機関の遅延や、観光船の運休などが発生する可能性がありますので、予定には余裕をもって計画することをおすすめします。

気仙沼・石巻へのアクセス

気仙沼・石巻の概要

気仙沼(けせんぬま)は宮城県北東部に位置する港町で、カツオやフカヒレなどの水産物で知られています。また、2011年の東日本大震災からの復興のシンボルとしても注目されています。石巻(いしのまき)は宮城県東部に位置し、マンガ家・石ノ森章太郎にちなんだ「石ノ森萬画館」や、牡鹿半島・金華山といった観光地の玄関口です。

主なアクセス手段

鉄道でのアクセス

石巻へのアクセス(仙台から)

仙台駅から石巻へはJR仙石線と仙石東北ラインを利用するのが便利です。

気仙沼へのアクセス(仙台から)

気仙沼へはJR東北本線とBRT(バス高速輸送システム)または大船渡線を組み合わせて行くのが一般的です。

高速バスでのアクセス

仙台からの直通バス

仙台駅前からは、気仙沼・石巻行きの高速バスも運行されています。鉄道よりも乗り換えが少なく、観光客に人気です。

車でのアクセス

仙台からの自動車利用

自家用車やレンタカーを利用する場合、気仙沼や石巻へのアクセスは以下の通りです。

東京方面からのアクセス

東京からは東北自動車道を利用して一ノ関ICまたは登米ICで下車し、一般道で気仙沼へ。所要時間はおよそ6時間程度です。

新幹線を利用する場合

気仙沼方面へ(東北新幹線)

東京駅からJR東北新幹線で「一ノ関駅」まで約2時間10分。そこから在来線またはBRTに乗り換えて気仙沼へ向かいます。

石巻方面へ(仙台乗換)

東京駅から仙台駅まで東北新幹線で約1時間30分。仙台から在来線に乗り換えて石巻まで約1時間です。

空港からのアクセス

仙台空港から

仙台空港アクセス線を利用して仙台駅まで約25分。そこから石巻・気仙沼方面への乗り換えが可能です。

周辺地域とのアクセス

気仙沼・石巻から他地域へのアクセス

観光シーズンの交通事情

観光シーズンやイベント開催時は、石巻や気仙沼周辺の道路や駐車場が混雑する場合があります。可能であれば公共交通機関の利用をおすすめします。

気仙沼・石巻の移動手段

公共交通機関での移動

JR線の活用

石巻駅はJR仙石線や石巻線の発着駅となっており、仙台方面へのアクセスや女川方面への移動が可能です。
気仙沼駅はJR大船渡線およびBRT(バス高速輸送システム)の起点駅となっており、内陸の一ノ関方面や沿岸部への移動に利用できます。

利用可能な路線例:

ローカルバス

気仙沼市および石巻市内では、市営バスや民間バス会社(ミヤコーバスなど)が運行しています。市街地中心部から観光地(博物館、漁港、温泉地など)へ向かうルートがあり、時刻表に注意して利用すると便利です。

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レンタカーの活用

自由で効率的な観光に最適

公共交通の便が限られている地域もあるため、レンタカーの利用が特におすすめです。観光地間のアクセスが容易になり、1日に複数のスポットを効率よく巡ることができます。

レンタカー営業所の例:

ナビゲーションシステムも搭載されており、初めての地域でも安心して運転が可能です。

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タクシーの利用

駅・港・主要観光地で利用可

気仙沼駅、石巻駅、またフェリー乗り場などでタクシーが常駐しています。バスの本数が少ない時間帯や、急な移動の際には便利です。
市内観光の短距離利用にも向いています。

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レンタサイクル・シェアサイクル

気軽に巡れる街中散策にぴったり

気仙沼・石巻の一部観光エリアでは、レンタサイクルや電動アシスト自転車の貸し出しを行っている施設があります。
海沿いの散策や市街地観光にはエコで健康的な移動手段として人気です。

利用可能スポット例:
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徒歩による観光

市街地・港周辺は徒歩圏内

石巻駅周辺の「マンガロード」や、気仙沼駅周辺の「海の市」「シャークミュージアム」などは徒歩での観光が可能です。
短時間でまわるなら、駅を拠点にした徒歩散策もおすすめです。

気仙沼・石巻の観光コース

1日目:気仙沼エリアを満喫するコース

気仙沼駅スタート

JR気仙沼駅から旅をスタート。駅前には観光案内所があり、地図やパンフレットを入手することができます。

海の市・シャークミュージアム

海の市は気仙沼を代表する観光スポットで、新鮮な魚介類や土産物の購入ができます。併設されているシャークミュージアムでは、気仙沼のフカヒレ産業やサメ文化について学べます。

安波山展望台

標高239メートルの安波山からは、気仙沼湾と太平洋が一望できます。晴れた日には、島々やリアス海岸の絶景が楽しめる絶好の撮影スポットです。

復興祈念公園・気仙沼震災遺構

2011年の東日本大震災の爪痕と復興の過程を伝える場所。気仙沼向洋高校の震災遺構では、当時の被害の様子がそのまま保存され、震災の教訓を学ぶ貴重な機会となります。

宿泊:気仙沼湾沿いのホテル

夜は港の夜景が美しい海辺の宿に泊まるのがおすすめ。地元食材を活かした海鮮料理も堪能できます。

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2日目:石巻を巡る文化・歴史の旅

気仙沼から石巻へ移動

JR大船渡線・石巻線またはレンタカーで、気仙沼から石巻へ移動します(所要約2時間)。

石ノ森萬画館

漫画家・石ノ森章太郎の世界を体験できる石ノ森萬画館は、石巻を象徴する観光施設です。仮面ライダーやサイボーグ009などの展示が楽しめます。

マンガロード散策

石巻駅から萬画館にかけての「マンガロード」には、人気キャラクターのブロンズ像が点在し、街歩きが楽しくなるエリアです。

日和山公園

石巻市街を一望できる高台の公園で、春には桜の名所としても知られます。また、旧石巻ハリストス正教会教会堂など歴史的建造物も残されています。

石巻南浜津波復興祈念公園

震災によって大きな被害を受けた南浜地区に整備された復興祈念公園は、追悼と記憶、そして未来への誓いを象徴する場所です。

石巻港で海鮮ランチ

地元で水揚げされた新鮮な魚介を使った海鮮丼や握り寿司が人気。石巻港周辺の寿司店や海鮮食堂でのランチは外せません。

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おすすめのオプション:女川立ち寄りコース

女川駅とシーパルピア女川

石巻から電車で約40分の女川も、訪れる価値のあるエリアです。駅舎と一体となった商業施設「シーパルピア女川」では、海産物や地元グルメ、温泉などが楽しめます。

女川温泉「ゆぽっぽ」

駅構内にある珍しい天然温泉施設。旅の疲れを癒すのにぴったりの立ち寄り湯です。

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