名前の由来と歴史
「碧玉渓」という名は、明治時代の文豪徳富蘇峰によって命名されました。彼はこの地を訪れた際、渓流の碧く澄んだ水と玉のような美しさに感銘を受け、詩の中で「碧玉渓」と詠んだと伝えられています。さらに「碧」を分解すると「白石王」となることから、蘇峰はこの地を特に好んだともいわれています。
渓谷の景観と魅力
碧玉渓は国道113号線沿い、小原温泉郷の近くに広がっています。春は新緑、夏は清流と深い緑、秋には黄金色や赤に染まる紅葉、冬は雪景色と、四季それぞれに異なる表情を見せます。特におすすめの季節は秋。白石川に映り込む紅葉はまるで絵画のようで、訪れる人々を魅了します。
絶景を楽しむおすすめポイント
駐車場から川沿いの遊歩道を進むと、赤い吊り橋が現れます。この吊り橋の上からは、エメラルドグリーンの水面に映る紅葉の絶景を撮影できます。吊り橋からさらに渓谷を散策すると、川のせせらぎを耳にしながら、ありのままの自然を楽しめます。
小原温泉と日帰り温泉
碧玉渓のすぐ近くには、歴史ある小原温泉があります。この温泉の泉質は単純泉と含食塩芒硝泉で、源泉温度は47〜67℃。特に目の健康に効果があるとされ、「目に小原」と昔から言われています。小原温泉には2軒の宿泊施設があり、日帰り温泉としては市営「かつらの湯」が人気。岩棚の奥にある露天風呂で、かけ流しの湯を楽しめます。
温泉と渓谷を一度に楽しむ
遊歩道で自然を満喫したあとは、温泉でゆったりと疲れを癒すのがおすすめです。特に紅葉シーズンや雪景色の中で浸かる温泉は格別の体験です。
アクセス情報
車でのアクセス
東北自動車道白石ICから国道113号を経由し約20分で到着します。
電車利用
東北新幹線白石蔵王駅からバスで小原温泉方面へ。バス停からは徒歩圏内です。
訪れる際のおすすめポイント
・紅葉シーズンは特に絶景。カメラを忘れずに。
・吊り橋からの眺めは絶対に見逃せません。
・散策後は小原温泉でゆったりと癒しの時間を。
・近くには白石温麺などの名物料理を楽しめる食事処もあります。