公園の概要と歴史
この公園は、もともと1980年(昭和55年)に完成した「釜房湖畔公園」を発展させる形で整備が始まりました。 1981年に国営公園事業がスタートし、1989年に一部開園。その後も段階的に開発が進み、2014年に全面完成しました。 総面積は647.4ヘクタールと広大で、そのうち355.1ヘクタールは湖面が占めています。
各地区の見どころ
南地区「文化と水のゾーン」
面積89.2ヘクタールの南地区は、公園の中心エリアです。売店やレストハウス、広場、花畑、池、遊具など、家族連れに人気のスポットが集まります。 特に注目すべきは「ふるさと村」。東北地方の伝統的な古民家が移築され、青森・岩手・秋田・山形・福島・宮城の歴史や暮らしを体感できます。 周囲には段々畑や水車小屋、炭焼き小屋など、昔ながらの農村風景が再現されています。
広場も豊富で、「時のひろば」「彩のひろば」「湖畔のひろば」「わらすこひろば」「いも煮会ひろば」など、季節やイベントに応じて楽しめます。
北地区「健康と緑のゾーン」
面積71.8ヘクタールの北地区は、草原とアウトドア施設が特徴です。 広さ8ヘクタールの「風の草原」は解放感たっぷりで、ピクニックやイベント会場としても人気。 キャンプ場「エコキャンプみちのく」、パークゴルフ、多目的コート(フットサル、バスケットボール、テニス対応)、ドッグランもあり、スポーツやレジャーに最適です。
里山地区「森と環境のゾーン」
面積131.3ヘクタールの里山地区は、クヌギやコナラ、スギ、ヒノキなどが生い茂る森林地帯です。 「ゴヨの森」では昔の薪採取の様子を再現し、四季折々の植物観察が楽しめます。春にはリュウキンカやカタクリの群生が見事です。 拠点となる「小野分校」では、情報提供や展示、休憩スペースがあり、散策前後の立ち寄りに便利です。
湖面・湖畔のゾーン
釜房湖の湖面と湖畔を含むこのゾーンは、ダムの機能を損なわない範囲で景観と親水空間を楽しむエリアです。 ボートや湖畔の散策など、水辺のレジャーも魅力です。
季節のイベント
春の「花のフェスティバル」や「ポピーまつり」、夏の「ふるさと村の夏まつり」、秋の「コスモスまつり」、冬の「かまくらまつり」など、一年を通して楽しい催しが開催されます。 また、公園オリジナルデザインの熱気球に乗れる体験会も人気です。
アクセス
電車は直接乗り入れていないため、バスや車でのアクセスが便利です。 仙台駅からはタケヤ交通や宮城交通のバスが運行しており、南地区や北地区、里山地区の入口付近に停車します。 車の場合、山形自動車道・宮城川崎ICから国道286号経由で約5分です。
利用案内
入園料は大人400円、小中学生80円(6歳未満無料)。年間パスポートもあり、大人4000円、子供800円で1年間楽しめます。 駐車料金は普通車310円、二輪車100円です(年間パスポート利用者は割引あり)。
開園時間は季節によって異なります。春・秋は9:30~17:00、夏は~18:00、冬は~16:00まで。 毎週火曜日(祝日の場合は翌日)と年末年始は休園ですが、繁忙期は無休で営業します。
まとめ
国営みちのく杜の湖畔公園は、東北の自然と文化、季節の美しさを一度に体感できる貴重な場所です。 自然の中で思い切り遊びたい方、東北の歴史に触れたい方、家族や友人と楽しい時間を過ごしたい方におすすめです。 訪れるたびに新しい魅力が見つかるこの公園で、心豊かな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。