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材木岩公園

(ざいもくいわ こうえん)

自然と歴史を感じる癒しの公園

材木岩公園は、宮城県白石市と七ヶ宿町の境に位置する、自然と歴史が融合した魅力的な公園です。公園の名前は、すぐそばにそびえる国の天然記念物「小原の材木岩」に由来しています。白石川の清流と巨岩が織りなす雄大な景観は訪れる人を魅了し、春夏秋冬を通じて異なる美しさを楽しむことができます。

公園の概要と魅力

材木岩公園は「水と石との語らいの公園」というテーマで整備され、白石川の豊かな水と自然の造形美が調和する場所です。国道113号線沿いに位置し、アクセスも良好。園内には噴水や親水路、パーゴラといった設備が整い、訪れる人々に憩いのひとときを提供しています。

自然美と四季の表情

春は桜が咲き誇り、新緑がまぶしく輝きます。4月下旬から5月にかけては、川面を泳ぐ「鯉のぼりの吹き流し」が開催され、青空と桜、そして鯉のぼりが織りなす風景は隠れた名所として人気です。
夏は川のせせらぎと涼しい木陰を求めて親子連れが訪れ、水遊びやピクニックを楽しみます。入園料無料なのも嬉しいポイント。お弁当を持参して自然の中でのんびり過ごすのもおすすめです。
秋には紅葉と迫力ある巨岩が絶景を作り出し、県内外から大勢の観光客が訪れます。赤や黄色に染まる木々と柱状節理の岩壁のコントラストは、まさに自然の芸術品。
冬は雪に覆われ、静寂とともに幻想的な景色を楽しめます。

公園の見どころ

天然記念物「小原の材木岩」

小原の材木岩は、白石川の左岸にそびえる高さ約65m、幅100mの断崖です。岩肌には五角形や六角形など多角形の柱状節理が連なり、まるで巨大な材木を並べたかのように見えることから、この名前が付けられました。昭和9年(1934年)に国の天然記念物に指定され、地質学的にも貴重な存在です。
この岩には興味深い伝説も残されています。昔、飛騨の工匠が一夜にして不動堂を建てようとしたものの、夏の短い夜明けで完成できず、残った材木を川に投げ入れたところ、それが岩に変わったといわれています。

文化財「旧上戸沢検断屋敷 木村家住宅」

公園内には、宮城県指定有形文化財である「旧上戸沢検断屋敷 木村家住宅」が移築復原されています。江戸中期の創建当時の部材を活用し、宿場町の象徴でもあった屋敷が忠実に再現されています。内部には、古文書や関札などの貴重な資料が展示され、当時の生活や文化を学ぶことができます。

食事処「そば処 なごみ茶屋」

園内の人気スポットのひとつが農家レストラン「そば処 なごみ茶屋」です。江戸時代を思わせる趣ある外観と、木の温もりを感じる店内は、ゆったりとくつろげる空間。地元産のそば粉を使った香り高い手打ちそばや、旬の山菜料理が楽しめます。冬季(12月~3月)は休業ですが、それ以外の季節には多くの観光客で賑わいます。

その他の施設と体験

園内には「材木岩売店」や天然の冷蔵庫として利用されてきた「材木岩氷室」があります。この氷室は天然の風穴を利用しており、夏でも冷たい空気が漂う神秘的な空間です。釣り堀や親水広場もあり、家族で楽しめるスポットが充実しています。

アクセスと周辺観光

アクセス方法

・車:東北自動車道白石ICから国道113号を七ヶ宿方面へ約20分。
・電車:JR白石駅から車で約30分。
駐車場は小型車79台、大型車8台分が整備されており、安心して利用できます。

周辺の観光スポット

材木岩公園の周辺には、七ヶ宿ダム道の駅七ヶ宿、さらに上流には迫力ある滑津大滝(二階滝)があります。また、冬には七ヶ宿スキー場でウィンタースポーツが楽しめ、夏は七ヶ宿オートキャンプ場でアウトドア体験ができます。近くには小原温泉もあり、観光と温泉をセットで楽しむプランもおすすめです。

まとめ

材木岩公園は、雄大な自然と歴史的な文化財、そして地元の食を楽しめる魅力的な観光スポットです。春の桜、夏の涼、秋の紅葉、冬の雪景色と、四季を通じて訪れる価値があります。ぜひ足を運び、自然と歴史に触れながら、心安らぐひとときをお過ごしください。

Information

名称
材木岩公園
(ざいもくいわ こうえん)

宮城蔵王・白石

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