公園から望む絶景
白石川千桜公園の最大の魅力は、蔵王連峰を背景に咲き誇る桜と白石川の美しいコントラストです。春には「一目千本桜」と呼ばれる桜並木が公園を包み込み、訪れる人々を圧倒します。晴れた日には、澄み渡る青空と桜並木、そして雄大な蔵王の山々が一望でき、絶好の写真スポットとして人気です。
しばた千桜橋
白石川千桜公園のシンボルともいえるのが、しばた千桜橋です。この歩道橋は2015年に完成し、高さ12m、長さ87mというスケールで、船岡城址公園と白石川堤を結んでいます。橋の名前には、「船岡城址公園の千本桜と白石川堤の一目千本桜をつなぐ」という意味と、「千年先まで桜を咲かせたい」という願いが込められています。
千桜橋からの景観
しばた千桜橋の魅力は、桜の木とほぼ同じ高さから花を眺められることです。橋の上から見渡す一面の桜並木は圧巻で、桜とともに走る電車の姿を写真に収められる、珍しいフォトスポットとして人気です。桜の季節には多くのカメラマンや観光客が訪れ、風景を楽しんでいます。
白石川堤一目千本桜
白石川沿いには、約8kmにわたって続く桜並木「白石川堤一目千本桜」があります。上流の金ケ瀬地区から柴田町の船岡地区まで、ソメイヨシノを中心とした桜が連なる光景は、まさに桜のトンネル。春になると全国から多くの花見客が訪れ、日本を代表する桜の名所の一つとされています。
「一目千本桜」の由来
この名称は昭和28年(1953年)、尾形町振興協賛会の会合で、「ひと目見ただけで千本もの桜が見える」ことから命名されたと伝えられています。奈良県吉野山の桜が「一目千本」と呼ばれていたことにも由来し、全国的にも有名な桜の名所としてその名を馳せています。
誕生の背景
この桜並木の始まりは、大河原町出身の実業家高山開治郎による寄付と植樹です。彼は大正12年(1923年)に約700本、昭和2年(1927年)に約500本の桜を寄付し、白石川堤に植えました。その後も地域住民の手で大切に守られ、現在では約1,200本もの桜が堤防を彩っています。
植えられている桜の種類
白石川堤一目千本桜のほとんどはソメイヨシノですが、後から植えられた「シロヤマザクラ」や「ヤエザクラ」も楽しめます。これらはソメイヨシノより1~2週間遅れて開花するため、桜のシーズンを長く楽しむことができます。また、最近では地元で開発された幻の品種「センダイヨシノ」や「シダレザクラ」、「ヒカンザクラ」なども植えられ、多様な桜が四季折々の風景を演出しています。
アクセスとおすすめシーズン
白石川千桜公園やしばた千桜橋、白石川堤一目千本桜は、春の花見シーズンが最も賑わいます。電車の場合はJR東北本線「船岡駅」や「大河原駅」から徒歩圏内、車の場合は東北自動車道「白石IC」や「村田IC」からアクセス可能です。駐車場は混雑するため、公共交通機関の利用がおすすめです。