日本三稲荷である竹駒神社は、842年(承和9)に創建された。衣・食・住の神々を祀り、多くの参詣者が訪れる。江戸時代に建てられた二層の楼門(随身門)、唐門などがある。
平安時代の創建といわれ、日本三稲荷の一社に数えられる竹駒神社。人間の衣食住を司る倉稲魂神・保食神・稚産霊神が祀られているため古くから人々の信仰を集めてきました。
宮城県の有形文化財に指定された唐門は、神社創建1000年を記念し、天保13年(1842)に建てられたと考えられています。江戸時代後期から末期に県内でつくられた神社建築の代表的な建物として高い評価を受けています。
毎年1月の初詣には、東北有数の参拝客が集まります。3月に開催される竹駒神社最大の行事「初午大祭」での、神輿渡御の先陣を飾る竹駒奴は必見。岩沼市の指定文化財ともなっており、毛槍の投げ受けの妙技は圧巻です。
開門 6:00 閉門 17:00
JR常磐線・東北本線 岩沼駅から徒歩約20分
仙台東部道路岩沼ICから車で約10分