宮城伝統こけしの歴史を知る
こけしは、東北地方で誕生した木製の郷土玩具で、宮城県の遠刈田温泉はその発祥地の一つとされています。遠刈田系のこけしは、比較的大きな頭部と、赤い放射状の模様が特徴。胴には華やかな菊模様やその変化形が描かれ、素朴でありながら上品な美しさを持ちます。
みやぎ蔵王こけし館では、こうした遠刈田こけしはもちろん、東北6県の伝統こけしや木地玩具を系統別にわかりやすく展示。各産地ごとのデザインの違いや歴史をじっくり学べるのが魅力です。
全国のこけしと木地玩具 5,500点を展示
館内の常設展示コーナーには、全国各地から集められた5,500点以上のこけしと木地玩具がずらりと並びます。形や模様の違いを比べながら歩くだけで、こけし文化の奥深さを感じることができます。
実演と体験でこけし作りを楽しむ
展示を見て終わりではありません。1階には工人によるろくろ挽き実演コーナーがあり、職人の技を間近で見ることができます。さらに、2階には絵付け体験コーナーがあり、自分だけのオリジナルこけしを作ることも可能。完成したこけしは記念に持ち帰れます。
不定期で開催される特別企画展もあり、訪れるたびに新しい発見があります。
館内ショップとお土産
館内には売店も併設されており、工人の手による伝統こけしや、こけし関連グッズ、蔵王町の特産品などを購入できます。人気キャラクター「ざおうさま」グッズも要チェック。売店のみの利用は無料なので、気軽に立ち寄れます。
周辺散策も楽しめる「こけしの道」
こけし館の裏手には、自然を楽しみながら歩ける「こけしの道」という遊歩道があります。木立の中を約400m進むと、「新地こけしの里」に到着。ちょっとした散策コースとして人気です。
施設概要とアクセス
開館:昭和59年(1984年)5月に開館したこけし館は、蔵王の自然と調和したモダンな建物です。
展示:1階は展示と実演コーナー、2階には体験コーナーを完備。
所要時間:見学と体験を合わせて約1〜2時間が目安です。
まとめ
みやぎ蔵王こけし館は、こけし文化を五感で体験できるスポットです。展示見学、製作体験、工人の技術鑑賞、お土産選びと、充実した時間を過ごせること間違いなし。蔵王エリア観光の際は、ぜひ立ち寄ってみてください。