歴史的な七夕飾りの展示
館内には、現代の優雅な七夕飾りだけでなく、藩政期、明治、大正時代の貴重な飾りも再現されています。これらは実際に手で触れて質感を感じることができ、昔ながらの職人技や素材の違いを間近に体験できます。
特に注目すべきは、かつての仙台で見られた「仙台仕掛けもの」と呼ばれる飾りです。これは紐を引くことで人形が動く仕組みを持つ七夕飾りで、現在の祭りではほとんど見られなくなりました。ミュージアムではこの仕掛けを実際に動かすことができ、訪問者に昔の遊び心を伝えています。
七夕飾り手作り体験
事前予約をすれば、仙台七夕飾りの手作り体験にも参加できます。色とりどりの和紙や装飾を使い、自分だけの七夕飾りを完成させることができるため、観光の記念やお子様の学習にも最適です。
館内展示内容
- 仙台特有の七夕飾り
- 仙台七夕の歴史解説(藩政期~現代)
- 「仙台仕掛けもの」の実演
利用案内
入場料: 全館無料
営業時間: 10:00~18:00
駐車場: 普通車28台(無料)
車いす貸出: 2台(無料)
授乳室: あり(無料)
アクセス
- 仙台駅西口より「東部工場団地」行きバス、「卸町東五丁目北」下車徒歩1分
- 仙台駅前より車で約20分
- 仙台宮城ICより車で約40分
- 仙台南ICより車で約30分
- 仙台東部道路仙台東ICより車で約5分
鐘崎 笹かま館と関連施設
七夕ミュージアムが併設されている鐘崎 笹かま館は、「おいしさ、楽しく」を企業理念に掲げ、宮城の食と文化を一度に体験できるアミューズメント施設です。ここでは工場見学(要予約)や笹かまぼこ手作り体験、地元食材を使ったランチが楽しめる「杜のこんだてCafé」など、幅広い体験が可能です。
さらに、鐘崎ベルファクトリーでは製品の直売や、絵画・影絵展示、食品館でのイートインコーナーなども併設されています。特に、七夕館では江戸時代から明治・大正期の七夕飾りレプリカや現代の飾りを常時展示しており、日本で唯一の貴重なコレクションとなっています。
仙台七夕まつりについて
仙台七夕まつりは、青森ねぶた祭、秋田竿燈まつりと並ぶ東北三大祭りのひとつです。毎年8月6日から8日まで開催され、期間中は200万人以上が訪れます。商店街を中心に一番町や中央通りなどで大規模な飾り付けが行われ、周辺商店街では昔ながらの素朴な飾りも楽しめます。
起源は江戸時代にさかのぼりますが、一度衰退したのち、1926年に商店街が合同で七夕飾りの大売出しを行い復活しました。その後、表彰制度や「七夕競技会」により発展し、現在の華やかな祭礼へと成長しました。